長時間睡眠者

睡眠障害の症状、原因、治療、チェック方法など単なる不眠と片付けがちな睡眠障害について、様々な角度から徹底解説。
2,000人以上が不眠症を克服!話題の不眠症克服法
 不眠症に関する書籍の著者でもある浜松医科大学名誉教授で精神医学博士の高田明和が学会で発表・実践し、2,000人以上の治療を行ってきた不眠症克服方法。不眠症で眠れない夜を過ごしている方へ深い眠りにつける方法を解説しています。
長時間睡眠者

長時間睡眠者とは、一日の睡眠時間として、9時間を以上必要とする人のことをと言います。長時間睡眠者として有名なのが、相対性理論で知られるアインシュタインです。アインシュタインは、一日の睡眠時間が10時間以上だったと言われています。

しかし、睡眠時間が長いからといって、単純に、深く眠っている時間が長いというわけではありません。深いノンレム睡眠の時間は、短時間睡眠者とほぼ同じ長さであるようです。また、短時間睡眠者とは異なり、レム睡眠や浅いノンレム睡眠の割合が全体的に多く、夜中に何度も目が覚めてしまうことも多いそうです。つまり、長時間睡眠者の睡眠の仕方は、とても効率の悪いものなのです。

性格的にも、短時間睡眠者が活発であるのに比べて、長時間睡眠者には、内気で心配性の人が多いようです。また、比較的に女性の方が多いようです。

朝、すっきりと目が覚めることがあまりなく、多くの人が、昼間でも常に眠気があるような状態です。長時間睡眠は、病気ではありません。しかし、思いっきり眠らないと、元気になれないので、仕事などで充分な睡眠を取れない人にとっては、毎日の生活が、とてもつらいということは間違いありません。

それでは、長時間睡眠になる原因は、どんなことなのでしょうか。残念ながら、医学的根拠は、明らかになっていません。短時間睡眠になるのには、遺伝が関係していることはわかっています。しかし、長時間睡眠では、まだ確認されていないのです。

10時間もの睡眠が必要な長時間睡眠者は、睡眠時無呼吸のような睡眠障害を生じている可能性があります。長時間寝ているようでも、実は、睡眠中呼吸が停止することで、何度も目が覚めてしまっているかもしれません。睡眠時無呼吸の場合、本人は、睡眠中に目が覚めていることに、自分では気がついていません。ですから、自分では長く眠っていたと思っていても、実際には、それほど熟睡できていないものなのです。周りの人や家族が、異変に気づいたときは、すぐに病院に行くことがとても大切です。

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睡眠障害でお悩みの方へ 新着情報

安全性が向上してきているとはいえ睡眠薬を服用する際には、いくつかの注意したほうがよいでしょう。糖尿病や高血圧などの薬を複数服用している場合には特に注意が必要となります。糖尿病や高血圧の病気で処方される薬の中には睡眠薬と一緒に服用してしまうと、睡眠薬の分解を遅らせる作用をもつものもあるからです。このため薬の作用がつよく出てしまうことがあります。他に薬を服用している場合にはそのことを医師や薬剤師にきちんと伝えて相談したほうが良いでしょう。

また食品で気を付けなければならないものもあります。コーヒーや紅茶、緑茶、チョコレートなどのカフェインが含まれている食品の場合は注意したほうがよいでしょう。実はカフェインには覚醒作用や利尿作用があります。そのため飲む時間や量には十分に気をつけたほうがよいでしょう。また、アルコールと一緒に飲んでしまうとそれぞれの作用が効きすぎてしまう恐れがあります。ほかにも妊娠している方、妊娠している可能性のある方、そして授乳中の方は睡眠薬を飲んではいけません。

それは睡眠薬は、赤ちゃんに悪影響を与える可能性があるからです。妊娠中に睡眠薬を常用していた母親から生まれた赤ちゃんの場合は、睡眠薬の中毒をもって生まれてくる可能性もあります。最近の日本では5人に1人が睡眠障害で悩んでいるといわれています。現在いろいろな場面でストレスを感じることが多くなってきていることも背景にあげられます。職場や近所付き合い、学校などの場所で人間関係などがストレスが原因となり、睡眠障害になってしまう人が増えてきています。これらのストレスを改善するのが大切となりますが、睡眠障害の薬をうまく利用しながら改善していったほうが良いでしょう。