子供のいびき

睡眠障害の症状、原因、治療、チェック方法など単なる不眠と片付けがちな睡眠障害について、様々な角度から徹底解説。
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 不眠症に関する書籍の著者でもある浜松医科大学名誉教授で精神医学博士の高田明和が学会で発表・実践し、2,000人以上の治療を行ってきた不眠症克服方法。不眠症で眠れない夜を過ごしている方へ深い眠りにつける方法を解説しています。
子供のいびき

子供が大きないびきをかきながら眠っていると、グッスリ眠っていると、安心するかもしれません。しかし、本当に健康な子供は、いびきをかくことなく、朝までスヤスヤと眠るものです。子供が、毎日のように、いびきをかくのは、質の悪い睡眠をとっている証拠なのです。そして、身体に、何らかの不調があることを訴えている可能性があります。

まず、第一に考えられるのは、いびきの原因が、鼻炎にあることです。また、日常的に、口で呼吸をしている子、鼻がよく詰まるという子、歯並びが悪い子、栄養のバランスが偏っている子も、いびきをよくかきます。子供は大人に比べて、もともと上気道が細くできているので、大人よりも、いびきをかきやすくなっています。

いびきをかいているときというのは、十分な酸素が体の中に行き渡っていない状態である可能性があります。寝ている間には、成長ホルモンが分泌されています。特に、子供の場合、よく睡眠をとることによって、脳が発達し、同時に、筋肉や骨も成長しています。

いびきによって、血中酸素が不足してしまうと、身体や精神の発達に、様々影響を与えてしまいます。昼間にぼーっとしてしまって、記憶力や集中力が低下してしまったりすることもあります。または、情緒不安定で、友達と遊ぶのが苦手になり、家に閉じこもるようになってしまうということまであり得ます。

このように、子供のいびきには、非常に大きな危険が潜んでいます。大人と同様に、いびきが悪化すると、睡眠時無呼吸症候群になり、最悪の場合、突然死に至ることさえあります。昼間によく居眠りをする子供は、夜の無呼吸により、慢性的な睡眠不足になっている可能性があります。子供さんのいびきや無呼吸に気づいたら、緊急に対策をとる必要があります。まずは、耳鼻科を受診して相談するようにしてください。

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安全性が向上してきているとはいえ睡眠薬を服用する際には、いくつかの注意したほうがよいでしょう。糖尿病や高血圧などの薬を複数服用している場合には特に注意が必要となります。糖尿病や高血圧の病気で処方される薬の中には睡眠薬と一緒に服用してしまうと、睡眠薬の分解を遅らせる作用をもつものもあるからです。このため薬の作用がつよく出てしまうことがあります。他に薬を服用している場合にはそのことを医師や薬剤師にきちんと伝えて相談したほうが良いでしょう。

また食品で気を付けなければならないものもあります。コーヒーや紅茶、緑茶、チョコレートなどのカフェインが含まれている食品の場合は注意したほうがよいでしょう。実はカフェインには覚醒作用や利尿作用があります。そのため飲む時間や量には十分に気をつけたほうがよいでしょう。また、アルコールと一緒に飲んでしまうとそれぞれの作用が効きすぎてしまう恐れがあります。ほかにも妊娠している方、妊娠している可能性のある方、そして授乳中の方は睡眠薬を飲んではいけません。

それは睡眠薬は、赤ちゃんに悪影響を与える可能性があるからです。妊娠中に睡眠薬を常用していた母親から生まれた赤ちゃんの場合は、睡眠薬の中毒をもって生まれてくる可能性もあります。最近の日本では5人に1人が睡眠障害で悩んでいるといわれています。現在いろいろな場面でストレスを感じることが多くなってきていることも背景にあげられます。職場や近所付き合い、学校などの場所で人間関係などがストレスが原因となり、睡眠障害になってしまう人が増えてきています。これらのストレスを改善するのが大切となりますが、睡眠障害の薬をうまく利用しながら改善していったほうが良いでしょう。